Salesforce Einsteinとは?できることと2026年時点の現在地 アイキャッチ
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Salesforce Einsteinとは?できることと2026年時点の現在地

Salesforce Einstein(セールスフォース・アインシュタイン)は、単体の製品名ではなく、Salesforce Platformに組み込まれた予測AI・生成AIなどの機能群を束ねる傘ブランドです。2026年時点でもリードスコアリングや生成AIの有効化など、多くの画面にEinsteinの名前が残っています。一方、手順を組み立ててレコード更新まで進める自律実行の製品名は、Agentforce(エージェントフォース)側へ移っています。

この記事を読むと、Einsteinが何を指すか、2026年に残るEinstein名とAgentforceへ移った名前の地図、Einstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー)の表記の読み分け、外回り営業での呼び分けと判断の順までを把握できます。

本記事は2026年9月16日時点の情報です。製品名・画面ラベル・提供範囲は変更されることがあります。最新はSalesforce Helpおよび自組織の[設定]画面でご確認ください。

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Salesforce Einsteinとは、単体製品ではなくPlatformに埋め込まれたAIの傘ブランド

Salesforce Einstein(セールスフォース・アインシュタイン)を1つの製品だと捉えると、Setupのメニュー名や社内説明で迷いやすくなります。公式ブログは、EinsteinをPlatformに組み込まれたAI/機械学習機能群の傘ブランドだと明記し、単一製品という捉え方を退けています。各クラウドに埋め込まれた予測や生成が、インサイトと自動化の材料を出す、という位置づけです。

年表だけ短く押さえると、2016年の予測AI(リードスコアリングなど)、2023年の生成AIとTrust Layer、2024年のAgentforce(エージェントフォース)発表、という積み上がりです。いまSalesforceのAIと言うとき、予測・生成・エージェントの3層をまとめて指すこともありますが、その3種類の定義や部門別のできることは、別の記事で解説しています。

ここではEinsteinという名前が、どの層のどの画面に残っているかにポイントを絞ります。

出典>>Salesforce「Debunking Myths: Salesforce Einstein and Agentforce」(英語ページ)
出典>>セールスフォース・ジャパン「Salesforceの人工知能(AI)」

関連記事>>Salesforce AIとは?3種類のAIとできること・最新機能を解説

予測・生成の多くにEinstein名が残り、自律実行の製品名はAgentforce

2026年9月時点でSetupやHelpを開くと、予測と生成の入り口には、いまもEinsteinの名前が並びます。例としては、

  • Einstein Lead Scoring(アインシュタイン・リードスコアリング)
  • Einstein Opportunity Scoring(アインシュタイン・オポチュニティスコアリング)
  • Einstein 生成 AI の有効化
  • Prompt Builder(プロンプトビルダー)周辺

です。Sales Cloud Einsteinのセットアップ手順も、Help上はEinstein Sales配下のまま案内されています。

一方、会話アシスタントとして知られていたEinstein Copilot(アインシュタイン・コパイロット)は、Agentforce(エージェントフォース)側へ移りました。Dreamforce 2024前後の発表でエージェント能力へアップグレードされ、製品ページにはAgentforce Assistant(Formerly Einstein Copilot)の表記が残ります。

エージェントタイプ名も、旧Einstein Copilot for SalesforceからAgentforce(Default)へ改名されています(公式は機能変更なしと説明)。表示名は自組織のSetupで確認してください。

ここで大事なのは、AgentforceがEinsteinの単なる改名ではない、という公式の整理です。AgentforceはEinstein Platformの上に載るスタンドアロンの製品で、能力のオーケストレーションの進化だと説明されています。

日本語のサクセスナビでも、EinsteinはAgentforceを利用する上で前提となる機能とされ、必須手順にEinstein 生成 AI の有効化が入っています。予測・生成の土台はEinstein名、自律実行の製品はAgentforce名、と覚えるとSetupの迷子を減らせます。

いまもEinstein名で探しやすいものAgentforce側へ移った/移しつつあるもの
Lead Scoring / Opportunity ScoringEinstein Copilot → Agentforce(Default)/Assistant
Einstein 生成 AI の有効化エージェント製品全体(Agentforce/Agentforce 360)
Prompt Builder周辺(製品ページはAgentforce配下でも、Trust Layer表記はEinstein)マーケ資料上のTrust Layer表記(次節)
Einstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー/Help・設定)

出典>>Salesforce「Debunking Myths: Salesforce Einstein and Agentforce」(英語ページ)
出典>>セールスフォース・ジャパン「Agentforce Assistantとは?(旧称Einstein Copilot)」
出典>>セールスフォース・ジャパン「Salesforce、「Agentforce」を発表 AIのあるべき真の姿へ」
出典>>Salesforce サクセスナビ「Agentforce 利用開始に必要な初期設定を進めよう」
出典>>Salesforce Help「Sales Cloud Einstein の設定」
出典>>セールスフォース・ジャパン「プロンプトビルダー」

関連記事>>Agentforceとは?できること・日本語対応・導入の要点を解説

Trust LayerはHelpではEinstein、製品紹介ではAgentforce表記が並ぶ

生成AIを組織で使うとき、セキュリティの確認で必ず通るのがTrust Layerです。ここで表記が二系統あるため、資料ごとに名前が変わって見えます。

Help・設定・サクセスナビ側(日本語)では、見出しがEinstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー)です。サクセスナビの初期設定確認も、このHelpへリンクします。

一方、製品紹介のAIページでは、同じ系統の信頼アーキテクチャをAgentforce(エージェントフォース) Trust Layerと案内する表記が増えています。Trailheadのモジュール見出しでも両方が混在することがあります。

設定画面やHelpを指すときはEinstein Trust Layerを優先し、マーケ資料のAgentforce Trust Layerは同一系統の別名・新表記として読めば足ります。別製品だと断定する必要はありません。中身の要点は、動的グラウンディング、データマスキング、ゼロデータリテンション、有害性検出、監査トレイルなどです。細かい設定手順はHelpを確認するのをおすすめします。ここではどの資料を開いたときにどの名前で探すか、だけ揃えられるようにします。

出典>>Salesforce Help「Einstein Trust Layer」
出典>>Salesforce サクセスナビ「Agentforce 利用開始に必要な初期設定を進めよう」
出典>>セールスフォース・ジャパン「Salesforceの人工知能(AI)」

外回りの現場ではスコアと要約はEinstein名、代行はAgentforce名で揃えると迷わない

フィールドセールスのリーダーが、翌朝の訪問先を見込みの高い順に並べ、移動中に前回訪問の要約とお礼メールの下書きを用意したい。そんな一日を想定します。

チームの状況は次のとおりです。

Sales Cloud系の画面は日常的に使っていますが、AIの機能が自社で使える状態かどうかは把握していません。Agentforce(エージェントフォース)は名前を聞いたことがある程度で、Einsteinと同じものなのかがチーム内で曖昧です。訪問記録の一部は手入力に頼っていて、抜けが出ています。

外回り1日の呼び分けタイムライン(朝のEinsteinスコア、移動中の要約・下書き、訪問は人が実行、訪問後のAgentforce代行)の図解

朝はスコアで訪問順を決めます。ここは予測側で、Einstein名が残っています。移動中や訪問前に、前回の活動・メールから要約と下書きを出すのは生成側です。土台はEinstein 生成 AI の有効化と、必要に応じたPrompt Builder(プロンプトビルダー)です。

訪問そのものは人が担います。訪問後に一次返信や複数ステップの代行まで任せたい領域だけが、Agentforceの設計・見積もりの話になります。手順やエージェント種別のHow-toは、Agentforce解説記事をぜひ確認ください。

時間帯名前の目安出るもの次の人の仕事
Einstein Lead/Opportunity Scoring優先度の高い訪問順リストを見てルートを決める
移動・訪問前Einstein 生成 AI/Prompt Builder要約・お礼メール案内容を読んで送る・直す
訪問中(人)対面の商談活動をCRMに残す
訪問後の複数ステップ代行Agentforce手順の組み立てと実行目的・参照範囲・実行許可を設計する

結果としてチームがEinstein=判断材料と生成の土台、Agentforce=自律実行の製品、という共通言語で話せるようになり、翌朝の訪問順とフォロー文面の品質は、CRMに残った活動量に比例して安定しやすくなります。

出典>>Salesforce Help「Sales Cloud Einstein の設定」
出典>>Salesforce サクセスナビ「Agentforce 利用開始に必要な初期設定を進めよう」

関連記事>>Agentforceとは?できること・日本語対応・導入の要点を解説
関連記事>>Salesforceの活動とは?ToDo・行動との違いと記録・設定の方法
関連記事>>Salesforceアプリとは?モバイルでできることと1日の使い方

どの名前で社内説明すべきかは、出したい成果が材料か実行かで決まる

社内でEinsteinを入れたい、Agentforce(エージェントフォース)を検討したい、が混ざると、見積もりと責任範囲がずれます。切り分けは単純で、出したい成果が材料か実行か、です。

Einstein/Agentforce/Salesforce AIの呼び分け(Einstein=材料、Agentforce=実行)の図解

確率・要約・下書きなど、人が見て次の行動を決める材料なら、Einstein/生成AIの話として説明します。手順の組み立てやレコード更新の代行まで進める実行なら、Agentforceとして設計と見積もりを分けます。

両方いる場合の順番の目安は、Einstein 生成 AI の有効化 → Trust Layer(Help表記)の確認 → エージェント設計、です。サクセスナビも、Agentforce利用の前提にEinstein生成AIの有効化を置いています。

料金・エディションの細部や、エージェント種別・日本語タイムラインは、Salesforce AI解説とAgentforce解説へ委譲します。ここでは誰に、どの名前で、何を頼むかを揃えることがゴールです。

出典>>Salesforce「Debunking Myths: Salesforce Einstein and Agentforce」(英語ページ)
出典>>Salesforce サクセスナビ「Agentforce 利用開始に必要な初期設定を進めよう」

関連記事>>Salesforce AIとは?3種類のAIとできること・最新機能を解説
関連記事>>Agentforceとは?できること・日本語対応・導入の要点を解説

スコアも要約も、CRMに残った訪問・商談・メールの量で厚みが決まる

予測は過去の実績を材料にし、生成は文章や活動の履歴を材料にします。メールやカレンダー以外の訪問接点がCRMに残っていないと、スコアも要約も上限が見えます。EinsteinもAgentforce(エージェントフォース)も、CRMに入ったデータを読む・動く側です。入力が薄い組織で名前だけ揃えても、翌朝のリスト品質は上がりません。

外回りでは、カレンダーに載らない店頭対応や短い立ち話が抜けやすくなります。訪問の滞在を検知したり、対面商談の内容を要約したりしてSalesforceへデータを送る連携は、EinsteinやAgentforceが読む材料を増やすための補完になります。UPWARDのSalesforce連携も、この材料を厚くし、アウトプットの精度につなげる位置づけです。

活動オブジェクトの定義やモバイルでの1日の使い方は、それぞれの解説記事を用意しています。

出典>>Salesforce「Debunking Myths: Salesforce Einstein and Agentforce」(英語ページ)

関連記事>>Salesforceの活動とは?ToDo・行動との違いと記録・設定の方法
関連記事>>Salesforceアプリとは?モバイルでできることと1日の使い方
関連ページ>>Salesforceとの連携サービス

まとめ:次に確認すること

Einsteinは傘ブランドとして2026年も予測・生成に残り、自律実行の製品名はAgentforce(エージェントフォース)にあります。次に確認するのは次の4点です。

  • SetupでEinstein名の予測機能と、Einstein 生成 AI のオンオフを見る
  • Einstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー/Help表記)でセキュリティ設定を確認する
  • 手順の代行まで必要なら、Agentforce解説の導入順へ進む
  • 訪問・商談・メールの抜けを先に潰し、材料の厚みを確保する

製品全体の俯瞰が必要なときは、セールスフォースで何ができるかの解説も参照してください。
関連記事>>Agentforceとは?できること・日本語対応・導入の要点を解説
関連記事>>セールスフォースで何ができる?主な機能・製品・エディションを一覧で解説

Salesforce Einsteinに関するよくある質問

よく聞く質問に短く答えます。用語は各質問で正式名称を示します。EinsteinとAgentforceの呼び分けや、Trust Layerの表記の読み方など、迷いやすい点を先に揃えます。

Q: EinsteinとAgentforce(エージェントフォース)は同じものですか

同じものではありません。Salesforce Einstein(セールスフォース・アインシュタイン)はPlatformに埋め込まれたAI機能群の傘ブランドで、予測や生成の材料を出します。Agentforceは、その上で目的から手順を組み立て実行まで進める製品です。公式も、AgentforceはEinsteinの単なる改名ではないと説明しています。

出典>>Salesforce「Debunking Myths: Salesforce Einstein and Agentforce」(英語ページ)

Q: Einsteinはもう使われない名前ですか

使われなくなってはいません。2026年時点でも、Einstein Lead Scoring(アインシュタイン・リードスコアリング)やEinstein 生成 AI の有効化、Help上のEinstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー)など、SetupとHelpにEinstein名が残っています。移ったのはCopilot系など、エージェント製品側の名前です。

出典>>Salesforce Help「Sales Cloud Einstein の設定」
出典>>Salesforce Help「Einstein Trust Layer」

Q: Trust LayerはEinsteinとAgentforceのどちらですか

設定・Helpを見るときはEinstein Trust Layer(アインシュタイン・トラストレイヤー)です。製品紹介ページではAgentforce Trust Layer表記が増えています。同一系統の信頼アーキテクチャの表記揺れとして読み、設定確認ではHelpのEinstein表記を優先してください。

出典>>Salesforce Help「Einstein Trust Layer」
出典>>セールスフォース・ジャパン「Salesforceの人工知能(AI)」

Q: Salesforce AIの3種類とEinsteinの関係は

Salesforce AI全体では、予測・生成・エージェントの3種類で語られることがあります。Einsteinはそのうち予測・生成の機能名や有効化導線に残りやすく、エージェント製品名はAgentforce(エージェントフォース)側です。3種類の定義・部門別機能・料金の詳細は、Salesforce AI解説を参照してください。

関連記事>>Salesforce AIとは?3種類のAIとできること・最新機能を解説

Q: 外回りの記録もEinsteinが自動で残しますか

いいえ。Salesforce Einstein(セールスフォース・アインシュタイン)およびAgentforce(エージェントフォース)は、CRMに入ったデータを材料にスコアや要約・実行を行う側です。訪問そのものの記録は、活動やモバイル入力、必要なら訪問接点を増やす連携で残します。記録のオブジェクト定義は活動解説を確認してください。

関連記事>>Salesforceの活動とは?ToDo・行動との違いと記録・設定の方法
関連ページ>>Salesforceとの連携サービス

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