セールスエンゲージメントとは?
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セールスエンゲージメントとは?おすすめのツール10選や特徴を徹底解説

セールスエンゲージメントとは、営業担当者と顧客との「コミュニケーションや接点」の最適化を支援する仕組みやツールのことです。昨今の営業現場では、営業担当者に対する顧客の期待値が高まり、接点が多様化する中で、効率と成果を両立させることが求められています。
本記事では、営業効率と成果を最大化するセールスエンゲージメントの特徴やCRMとの違い、おすすめのセールスエンゲージメントツールなどについて網羅的に解説します。

セールスエンゲージメントとは

営業の進捗具合をパソコンで確認する様子

セールスエンゲージメントとは、営業担当者と顧客との「コミュニケーションや接点」の最適化を支援する仕組みのことです。CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)の本来の価値を最大限に引き出し、顧客と良好な関係をスピーディーに構築しながら受注率やLTV(顧客生涯価値)を高める役割も担います。
セールスエンゲージメントを導入することで、営業活動を通して得たあらゆるデータを整理・活用を行い、売上・収益最大化を効率的に実現できる営業組織づくりを支援できるのが特徴です。

セールスエンゲージメント概念図

日本国内外で近年注目が高まりつつあるセールエンゲージメント領域。Fact.MRが大企業・中小企業向けに行ったクラウド型・オンプレミス型セールスエンゲージメントソフトウェア市場の調査によると、世界のセールス・エンゲージメント・ソフトウェア市場は、2024年には96億米ドルと評価され、年平均成長率(CAGR)14%で増加し、2034年には357億米ドルに達すると予測されています。日本においても年平均成長率(CAGR)14%で市場が拡大すると予測されています。

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セールスエンゲージメントが注目されている3つの背景

営業データを確認している様子

近年、アメリカをはじめとして世界中でセールスエンゲージメント市場が成長し、日本でも盛り上がりを見せています。この背景には、主に3つの要因が考えられます。

1.顧客ニーズの多様化

顧客のライフスタイルや価値観が多様化する中で、企業は一律の営業アプローチではなく、個々のニーズに合わせた提案やサービス提供をする必要があります。セールスエンゲージメントを導入することで、顧客データを活用して個別に最適化された戦略を立案・実行できるため、ニーズに応えやすくなります。

2.購買プロセスの多様化

近年、購買プロセスの多様化が進んでいるため、オムニチャネル戦略の重要性が高まっています。企業は、顧客の接点を増やすことで自社商品やサービスについて知ってもらえる機会や顧客情報を得られるため、様々なチャネル(SNS、メール、チャットなど)でのコミュニケーションと、得た情報の整理・活用することが重要です。セールスエンゲージメントを通じて、チャネル間の一貫性を保ちながら、効果的に顧客との関係値を高め、事業成長に繋げられます。

3.CRMやSFAへのデータ入力が社内で浸透しない

営業活動におけるデータドリブンな意思決定が重要なのは、いうまでもありません。そのため、多くの企業でCRMやSFA導入が進んでいます。しかし、社員による営業活動のデータ入力がなかなか浸透しないといった壁に多くの企業が直面しているようです。

UPWARDが独自で調査した営業活動の記録を行わない理由のアンケート結果

上記データは営業担当者が「営業活動の記録を行わない理由」を当社が独自調査したものです。
調査結果から、「データ入力の手間がかかる」「データ入力の必要性を感じない」といった現場の意見が数多くあることがわかりました。

十分な量と質のデータが入力されないと、顧客情報が蓄積されずCRMやSFAの強みが発揮されません。顧客や商談に関するデータを活用して営業担当者の行動を改善し、売上や収益の最大化には繋げることが目的であるため、その実現を支援するセールスエンゲージメントが注目されています。

セールスエンゲージメント・CRM・SFAの違い

営業活動と支援ツール

セールスエンゲージメントは、営業担当者と顧客との「コミュニケーションや接点」の最適化を支援する仕組みやツールのことで、より迅速かつ効率的な営業活動を実現します。CRMは、「顧客関係管理」(Customer Relationship Management)の略で「顧客情報の管理」を行い、企業の顧客データ基盤としての機能も果たすのが特徴です。そして、SFAは営業活動におけるプロセス全体の効率化を実現し、それぞれを組み合わせることで企業活動のパフォーマンスを最大化します。

セールスエンゲージメント    CRM    SFA

概要
営業担当者と顧客や見込み客との「コミュニケーションや接点」を最適化する仕組みやツール顧客に関連するあらゆる情報を管理するツール営業プロセス全体を効率化、自動化するツール
目的顧客とのやり取りを強化し、成果を最大化する顧客と良好な関係を維持、向上させる営業活動における生産性を向上させる

主な利用者
営業担当者営業担当者
マーケター
CS
営業担当者
主な機能・メール、電話、SNSなどマルチチャネルでの顧客との接点情報の収集および一元管理
・メールやトークスクリプトなど、パーソナライズされたコンテンツの作成
・顧客データベースの一元管理
・レポート作成
・マーケティング支援
・営業活動を可視化
・最適な訪問計画を作成
・リマインドやフォローアップなどの自動通知

CRMは顧客情報の蓄積や整理ができる点が強みですが、営業担当者にとっては、そもそもデータ入力自体が負担になりやすい点や、CRMに蓄積されたデータをうまく活用しづらい点がネックです。このようなCRMのネックポイントを補い、CRMの本質的価値を最大限に発揮するためにセールスエンゲージメントが存在します。
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セールスエンゲージメントとセールスイネーブルメントとの違い

セールスエンゲージメントとセールスイネーブルメント

CRM同様、セールスエンゲージメントと混同されやすい言葉の一つに「セールスイネーブルメント」があります。セールスイネーブルメントとは、営業手法・プロセスの改善や標準化、営業トレーニングなどを行い、営業担当者一人一人の営業力を強化し、営業組織全体の成長する支援する仕組みのことです。先述の通り、セールスエンゲージメントは、営業担当者の「活動プロセス」を支援する仕組みのことで、両者の営業DXのアプローチの方法は多少違い、両者を組み合わせることで組織全体の営業活動の生産性向上とパフォーマンス最大化が期待できます。

  セールスエンゲージメント セールスイネーブルメント
      
概要
営業担当者と顧客や見込み客との「コミュニケーションや接点」を最適化するツール営業チームがより効率的に営業活動を行えるようにするための取り組みやツール
目的顧客とのやり取りを強化し、成果を最大化する組織全体の営業スキル強化
主な利用者営業担当者営業マネージャーや営業企画
     
      
主な機能
・メール、電話、SNSなどマルチチャネルでの顧客との接点情報の収集および一元管理
・メールやトークスクリプトなど、パーソナライズされたコンテンツの作成
・営業トレーニング
・提案ツールの作成、共有、管理

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UPWARDサービスご紹介資料

サービスご紹介資料

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セールスエンゲージメントサービスを導入するメリット

セールスエンゲージメントツールを導入することで得られるメリットは下記3つです。

1.効率良く売上や収益増加に大きく貢献できる

セールスエンゲージメントサービスに顧客データが蓄積されることで、営業組織内で具体的な勝ち筋や売上に直結するインサイトを導き出せます。インサイトを元に営業活動を行うことで受注確度を高めることができ、売上や収益に大きく貢献します。

2.営業担当者が本質的な業務に集中できる

前述通り、セールスエンゲージメントツールは顧客データの半自動収集や整理、インサイト提供まで行います。そのため、営業担当者は顧客とのコミュニケーションや提案の準備など、売上に直結する本質的な業務に集中できるようになります。商談フェーズに合ったアプローチ手法やタイミング、といったインサイトも得られるので、顧客に合ったコミュニケーションの最適化も実現可能です。

3.引き継ぎやナレッジ共有がよりスムーズに行える

転職市場が盛んになっている昨今。企業は社員が転職することを前提に引き継ぎをスムーズに行える体制を構築する必要があります。セールスエンゲージメントツールを導入することで、新たな担当者はこれまでの商談履歴や顧客データに簡単にアクセスすることができ、引き継ぎに必要な時間を最小限に抑えられます。また、成功事例や商談プロセスのリアルタイムな共有や蓄積もできるため、メンバー間のナレッジ連携強化やモチベーション向上まで実現可能です。

セールスエンゲージメントの主な機能

機能のイメージ

セールスエンゲージメントツールの主な機能は以下の3つです。

データの収集

CRMやSFA、MAなどの外部ツールと連携し、顧客の行動データや取引データを整理しながら収集・格納します。
データは整理され、分析が可能な状態でデータベース化されることが特徴です。また、データ入力の半自動化や音声入力機能などが搭載されているセールスエンゲージメントツールもあります。これにより、データ収集の負担を最小限に抑えることができます。

データの可視化およびインサイトの提供

セールスエンゲージメントツールには分析を行い、ワークフローの最適化や自動レポーティングなど売上向上に役立つインサイトを提供する機能があります。これにより、営業担当者やマーケターはデータを自分で抽出・分析する手間から解放され、迅速に必要なアクションを起こせます。

提案資料やコンテンツ制作支援

分析によって得たインサイトを基に、商談ツールを作成・更新する機能があります。例えば、以下のような商談ツールの自動作成・更新が行われます。

・ナーチャリングコンテンツ
・提案時のトークスクリプトや資料
・パーソナライズされたメッセージの作成

これらの機能を活用することで、営業活動に効果的な支援が期待でき、結果的に成約件数や収益性の向上に貢献します。

セールスエンゲージメントツールの選び方

1.導入目的や課題に合ったツールか

例えば、すでにCRMを導入していて「データの入力がなかなか定着しない」という課題がある場合は、半自動入力・名刺の読み取り機能・音声入力などデータ入力の負担軽減を強みとしているツールを導入するのがおすすめです。

2.既存システムとの連携はできるか

顧客データベースなどの既存システムがあって連携を考えている場合、連携がスムーズにできるのかは確認必須です。本ポイントは想定よりも費用や導入期間がかかる原因になりやすいため、確実にチェック・検討しましょう。

3.主要機能が自社の営業スタイルに合っているか

例えば、外回り営業が多い営業スタイルを行なっている場合、地図と連携して顧客情報や商談管理ができるツールだと、より直感的に使いやすいです。

4.UI/UXが優れ、操作しやすいか

営業活動で毎日使うツールだからこそ、絶対に外せないポイントです。ツールを使うこと自体が負担になってしまうことは避けなければいけません。利用者の口コミを確認した上で、「使いやすい」と評判の高いツールを導入しましょう。

5.導入や運用に丁寧なサポートを受けられるか

ツール導入はゴールではありません。しっかりと利用を定着させ、営業活動の成果を最大化させるべく、継続的かつ必要なサポートを受けられるかは、念入りに確認することをおすすめします。
オンボーディング支援があるか、CS(カスタマーサクセス)担当から迅速なレスポンスがあるか、検討段階からしっかりとチェックしましょう。

おすすめのセールスエンゲージメントツール10選

1.UPWARD

UPWARDの概要

UPWARD」は、フィールドセールス(外回り営業)に特化したセールスエンゲージメントツールです。スマホ一つで簡単にお客様の・商談履歴・活動状況等のデータを半自動的にCRMへ蓄積します。 外回り営業担当者の負担を軽減すべく、「UPWARD」アプリ上に自動で活動報告フォーマットが作成される仕様となっており、音声入力でスキマ時間に簡単に活動報告が可能です。日々入力されるデータは地図上で可視化され、次に訪問すべき顧客が直感的に分かります。 いつもの「行きやすい先」ではなく、本当に「行くべき先」へ 、戦略的な営業活動が誰でもできる世界を実現します。

特徴:
・営業担当者が外出先でもラク&直感的に使えるモバイルファーストな設計
・報告作業の半自動化により、入力漏れや帰社後の作業を減らす
・自動生成されるダッシュボード(レポート)で営業活動のKPIを一目で把握し、最適な次のアクションを決められる
・Salesforceなどの各種CRMとのシームレスな連携により顧客データを一元管理できる
・位置情報を活用して営業活動の効率化が可能

より詳細な情報については下記URLからサービス資料をダウンロードいただけます。  
資料ダウンロードはこちら

2.HubSpot Sales Hub

Sales Hubの営業支援ソフトウェアのトップの画像


HubSpot Sales Hub」は、CRM・SFAと統合されたプラットフォームで、特に効率的なパイプラインの創出を強みとしています。セールスオートメンション機能を備えており、繰り返し発生するワークフローを自動化することで、営業担当者が本質的な営業活動に集中することを支援します。無料から試すことができ、プランは3パターンあるので、企業の成長フェーズやニーズに合わせて柔軟に選択可能です。

特徴:
・シーケンス機能によりフォローアップメールの送付など営業プロセスの自動化ができる
・AI活用により次の必要なアクションが可視化される
・直感的なインターフェースによりテクニカルな知見がなくても使いやすい
・営業通話の効果分析により、成約率向上が見込める
・見積書の送信、代金の回収までHubSpot内で完結可能

3.Outreach

Outreachのトップ画像

Outreach」は、特にBtoB企業におすすめのKaiaという独自AIが搭載されたセールスエンゲージメントツールです。顧客との初回接点からリテンション営業まで全てのファネルにおけるワークフロー、特に営業担当者と顧客のコミュニケーションの最適化を支援します。Zoomやdatabricksなど名だたる有名企業で導入されており、セキュリティレベルも非常に強固なものとなっています。ただ、日本語は未対応のため、外資系企業など、英語での使用に問題がない場合の導入が前提です。

特徴:
・AIによる営業トレーニングや会話分析機能
・MTGや電話、SNSなど全ての顧客とのコミュニケーション内容から自動的にフォローアップアクションを提示(シーケンス機能)
・開封率の高いメールや商談成功率の高い通話データなどあらゆるセールスデータをリアルタイム分析
・メールや電話のみならずLinkedInや各種SNSやSMSまで統合し、マルチチャネルでの営業活動最適化が可能

4.Zendesk Sell

Zendesk Sellのサイトトップ画像

Zendesk Sell」は、世界で10万社以上が利用するカスタマーサポートツールを提供元であるZendeskが展開している、CRM機能も兼ね備えたセールスエンゲージメントツールです。リード生成機能を持つAIが搭載されており、「導入後6ヶ月で投資効果を実感できた企業は2/3」と導入企業から高い評価を受けています。Zendeskとの統合ができるので、すでにZendeskを利用している企業やインサイドセールス・CSと連携することが多い営業組織におすすめです。

特徴:
・CRM機能も兼ね備え、顧客データを一元管理しながら営業活動の最適化が可能
・モバイル対応かつシンプルなUIでユーザーフレンドリーなプラットフォーム
・営業タスクの自動割り当てや優先順位付けの自動化
・AIを活用した予測分析やレポーティング機能が充実
・通話&テキスト含む全ての顧客とのコミュニケーションを記録

5.Magic Moment Playbook

Magic moment playbookのサイトトップ画像

Magic Moment Playbook」は、売上に直結する「営業活動量」を増やすためのオペレーションができるように支援することを強みとしています。「導入前と比較して80%の活動量増加」という実績や、三井物産や富士フィルムなど日本の一流企業で導入されていることからも、その実力はお墨付きです。AIも搭載されているため、最先端テクノロジーにより効率的な営業活動の実現が期待できるでしょう。

特徴:
・営業活動の状況をリアルタイムで分析、可視化しボトルネックを瞬時に把握可能
・独立したプラットフォームとして機能するのでCRMを導入しなくてもOK(後からCRMと連携することも可能)
・SaaSやIT業界など、データ活用を重視する企業に特におすすめ
・顧客ごとにパーソナライズされた対応を最適なタイミングでできるように支援
・再現性の高い営業のベストプラクティスを蓄積し、展開利用可能

6.Pipedrive

pipedriveのサイトトップ画像

Pipedrive」は、営業のパイプライン管理を得意とするセールスエンゲージメントツールで、特にスタートアップや中小企業におすすめです。CRMとしても機能し、SalesforceやHubSpotなどと比較すると手頃な価格設定なので、コストを抑えつつCRMを使ってみたい場合は気軽に無料トライアルから始めてみると良いでしょう。数々の賞を受賞し、179カ国以上・100,0000社以上で利用されているため、安心してご利用いただけます。

特徴:
・セールスパイプラインをドラッグ&ドロップで直感的&簡単に管理できる
・リマインダーやフォローアップメール自動送信などタスクの自動化が可能
・改善ポイントの提案など、AIによるアシストあり
・受信者がメール開封した時に通知を受け取れる、などメールや通話のトラッキングができる
・料金プランが5種類あり、企業の成長に合わせて長く利用可能

7.Freshsales

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Freshsales」は、Freshworks社が提供するCRMと一体型のセールスエンゲージメントツールです。主にスタートアップや中小企業向けの手頃な価格帯となっており、無料デモの利用はもちろん、マンスリーでの支払いにも対応しているため、気軽にお試しいただけます。世界中で68,000社以上に利用されており、確かな実績があり、安心です。

特徴:
・独自AI「Freddy」によるリードのスコアリングや成功率の高い施策の提案など戦略的な営業支援が可能
・メールの開封率やクリック率を追跡し、効果的なフォローアップを提供
・通話記録や履歴をCRMに自動保存し、通話内容の改善案を掲示
・シンプルかつカスタマイズ可能な、誰もが使いやすいUI
・顧客に送るメッセージの自動ドラフト作成など、営業担当者の手作業を軽減

8.Mazrica Sales

Mazricaのサイトトップ画像

Mazrica Sales」は、国産の「誰でも使えること、 誰でも成果を出せること」にこだわったセールスエンゲージメントツール&SFAです。国産であるため、日本企業の営業スタイルに最適化された仕様になっています。利用継続率は平均98%、導入後の売上成長率は平均139%と確かな実績を出しています。専門知識がなくても自分でカスタマイズでき、導入期間が他社ツールよりも短いのも特徴です。

特徴:
・SFAとセールスエンゲージメントが1つのツールで完結
・名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしにより営業担当者の入力負担を軽減
・さまざまなアワードで連続受賞
・財務、有価証券報告書データなど多角的な企業情報の自動収集可能
・AIによるリスク分析やアクションプランの提案機能あり

9.Sales Engagement

Sales Engagementのサイトトップ画像

Salesforce社が提供するSales CloudというCRMには「Sales Engagement」機能が備わっており、セールスエンゲージメントツールとして利用可能です。2022年に「High Velocity Sales」 から「Sales Engagement」 に名称変更され、同時に、商談の日程調整や顧客へのフォローアップメールなどの自動化機能が強化されました。Salesforce社の他のツールとシームレスに連携できるため、すでに同社ツールを利用している場合は有力な候補となるでしょう。

特徴:
・リアルタイム情報をもとに、タスクの割り当て・リマインド・メールテンプレの作成など営業活動の自動化
・独自AI「Einstein」により、次に取るべきアクションを優先順位が高い順に提示
・成果を出している営業担当者の営業通話をベースに、担当者ごとにパーソナライズされたコーチングを提供
・商談内容を文字起こしし、内容から次のアクション項目を自動生成
・メール、チャット、電話、ソーシャルメディアなどマルチチャネルを一元管理・分析した上でインサイト表示

10.BALES CLOUD

BALES CLOUDのサイトトップ画像

BALES CLOUD」は、「インサイドセールスのPDCAが一気通貫で完結する」セールスエンゲージメントツールです。 見込み度合いに応じて業務の自動化や型化を行い、売上につながる商談数の最大化を支援します。エンジニア不要で簡単に設定でき、90%のユーザーが導入から1ヶ月以内に運用開始に至っており、いち早く導入による成果を出したい場合には特におすすめです。リクルートやマネーフォワードなど日本を代表する企業にも利用されています。

特徴:
・シーケンス機能により顧客属性ごとに最適なアプローチ方法を自動生成
・電話やメールの結果データを分析し、仮説検証の精度を高めつつ、成果につながる戦略を構築
・業務をToDo化し、アラート機能により対応漏れを防止
・CTI連携によりリストからワンクリック発信し、自動記録によりデータが自動蓄積される
・シンプルな設計で、パソコンの基本操作ができる人ならストレスなく利用可能

おわりに

さまざまな企業でCRMやSFAの導入は進んでいますが、そもそもデータ入力が定着しなかったり、売上・収益に繋がるデータ分析が出来なかったりと、CRM、SFAの本質的な価値を享受できていない企業が多いです。 もし、そのような課題に直面されているのでしたら、セールスエンゲージメントツールの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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