情報共有が不足することで起こる3つの問題点
では、情報共有が不足することによりどのような問題点が起こるのでしょうか。起こりやすい3つ問題点を解説します。
問題点1:知識が属人化してしまう
情報を共有しなければ、社員の持つ知識が属人化されます。つまり、一部の社員しか知らない情報を多く抱えることになり、その社員が不在の場合は業務が止まってしまう、異動したら引き継がれない、といった問題が起こります。
さらに、有益な情報を持つ社員が退職することで、時間をかけて収集した情報が消えてしまうことも大きな問題です。特定の社員の持つ情報が他の社員に共有されないのは、企業としての損失が大きいと言わざるを得ません。
営業の場合、優れたノウハウを持つ営業パーソンは成績が上がり、そうでない人は成績が上がらない、といった差が生じます。これは会社にとっては好ましくない状態です。
上述したように、知識が属人化していると、優れた営業パーソンが退職や異動をすると営業部門の業績が下がる恐れがあります。そうした事態を防ぐために、日頃から情報やノウハウの共有をし、属人化を防ぐようにしましょう。
問題点2:生産性が低下してしまう
例えば、別々の顧客が同じ悩みを抱えているケースがあるとします。この場合、営業組織で情報共有がなされていれば、同じ解決策を提案するなどで対応できます。しかし、情報共有できていないと、各々で対応することとなり、同じ業務が2重に発生してしまうので二度手間です。
このように、担当する社員がおのおので解決策を調べることは、きわめて非効率的であり、組織全体の生産性の低下を招いてしまうことにつながります。こうした業務の無駄は、情報共有をしていれば防げることです。
問題点3:部門間連携、及びチームワークの欠如
社内において情報の伝達漏れが発生すると、社員同士の足並みがそろわず、部門間の連携が取れなくなります。情報共有の手段をマンパワーに頼っていると、伝達漏れが起こる可能性は非常に高くなり、意図せず「仲間外れ」になるチームメンバーも出てくることも。
このような事態は、組織にとって幸せなこととは言えません。逆に言えば、適切な情報共有がなされていれば防げることです。情報は各社員が持っているだけでなく、共有してこそ効力を発揮します。
SFAで情報共有の効率化を実現
このように、企業において組織内・連携部門間での情報共有は、生産性向上のための重要な要素となります。情報共有が適切に行われていれば、ナレッジの共有効果をはじめとして、さまざまなメリットを社内にもたらすでしょう。そのためには、情報共有に優れたSFAの活用が有効策の一つです。
SFAによる情報共有は、これからの企業活動において重要な意味を持ちます。なぜなら、SFAの活用によって情報共有の効率化が実現すれば、生産性が向上し、ひいては業績アップにもつながるからです。
とはいえ、SFAの中には多機能すぎて社員がなかなか使いこなせないものも存在します。その点、「UPWARD」は情報共有を簡単に行うことのできるSFAとして、多くの企業での導入実績があります。
クラウドベースで稼働する「UPWARD」は、国内実績No.1の地図連携クラウド営業活動支援ツールとして、高い評価をいただいています。このように優れたSFAである「UPWARD」の特長と機能は、こちらの資料で詳しく紹介していますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
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おわりに:情報共有は会社の成長に不可欠
適切な情報共有は、会社の成長させるための重要な要素です。情報共有の大切さを今一度認識し、SFA導入をはじめとした適切な対策を講じることは、これからの時代に必要不可欠といえるでしょう。
大事なのは、社内で情報共有の仕組みを作ることです。「情報を入力しやすい」「情報を探しやすい」「情報を一元管理しやすい」といった利便性を重視し、社内で情報共有が促進されるツールを導入しましょう。
ご紹介したように、営業支援ツールの「UPWARD」は社内だけでなく、社外の協力会社とも情報共有が可能です。コロナ禍で進んだリモートワーク下で、情報共有が企業の成長のカギを握る今だからこそ、生産性向上をはじめとしたさまざまなメリットを享受できるシステムとして、積極的な導入をおすすめします。