導入事例|トーソー株式会社

導入からわずか2ヶ月で、活動入力件数が約60%増加。17時以降の報告数も半減し、業務効率化と働き方改革を実現。
オススメの資料
-
UPWARDで成果を出している企業の成功事例をご紹介
資料ダウンロードはこちら

企業名
業種
企業規模
課題
活用分野
本社所在地
URL



-
成果
- 活動入力件数が約60%増加
- 17時以降の日報入力数が約50%減
- 現在地近くのお客様への「ついで訪問」を実現
目次
業務の標準化・効率化に取り組むものの、データ入力作業が現場の負担に
—貴社の事業内容を教えてください。
八重島氏: トーソー株式会社は、カーテンレール・ブラインド・ロールスクリーンを製造・販売しているメーカーです。1949年に創業し、今年で76年目を迎えます。売上高はおよそ200億円で、そのうち100億円がカーテンレールです。カーテンレールについては国内シェアの半分近くを占めており、歴史的にも厚地カーテンとレースを二重掛けするスタイルを日本に広めたという自負があります。残りの100億円はロールスクリーンなどブラインド類の売上で、こちらは国内3位のポジションです。

—UPWARD導入の背景を教えてください。
八重島氏: 情報が人の頭の中にある体質の古い業界なので、ツールを導入し、入力する情報を整理することで業務の標準化をする必要があると考えていました。当社は比較的離職率の低い会社ですが、人手不足が深刻なこの時代において、標準化して業務を分かりやすくすることで、より定着率を上げたいという想いがあります。
佐藤氏:当社では2022年度にDX推進の部署を新設し、社内の効率化に取り組んできました。営業現場では労務提供的な業務も多く、訪問件数に課題があったことから、営業活動を効率化するためのツールが必要だと考えていました。
以前は別のツールを導入していたものの、訪問したその場での情報入力が難しく、帰社してからパソコンで入力する必要がありました。結果として、入力作業自体が現場のストレスになり、情報入力件数を増やすことが困難でした。こうした課題を解決するため、UPWARDの導入を決めました。

決め手は直感的で分かりやすいUI
—UPWARD導入の決め手は何でしたか。
佐藤氏:最も重要視したポイントは、シンプルで分かりやすいUIです。実際に利用する営業担当者にとって直感的に使いやすいツールでないと、結局使いこなせず、導入しても意味がなくなってしまうため、とにかく使いやすさを一番に考えました。
—テスト導入の際、現場の反響はどうでしたか。
佐藤氏:ルート営業では3部門テスト導入をしたのですが、ポジティブな意見が多く挙がりました。アンケートを実施したところ、「地図機能が分かりやすく、次の営業先に簡単に行ける」「情報の入力が非常に簡単で、以前のような報告作業のストレスがない」「情報がリアルタイムで共有できるため、上司との意思疎通がスムーズになった」などの意見がありました。
モバイルでの日報報告やついで訪問にUPWARDを活用
—業務でUPWARDをどう活用していますか。
大月氏:お客様に訪問した直後に、やり取りした内容をUPWARDに入力しています。また、移動中に近辺のお客様を検索して、「帰り道に寄ってみよう」など、ついで訪問も行っています。

17時以降の日報入力数が約50%減。帰社後の時間を別の業務に充てられるように
—導入後の変化について教えてください。
佐藤氏:UPWARDを導入したことで、日報を入力する時間帯が変わりました。今までは帰社後に入力する流れでしたが、現在は訪問した直後にその場で入力するようになったので、鮮度の高い情報を蓄積できるというメリットがあります。
また、隙間時間で報告を終えることで、帰社後の時間を別の業務に充てることができるので、働き方も変わるツールだと感じています。

中長期的には海外事業も。事業拡大に向け、効率化のモデルケースを柔軟に展開していく
—今後の展望について教えてください。
八重島氏:当社のコアビジネスは「国内・住宅・窓」と定義しています。しかし、世帯数や着工数が減る中で、これらは将来性が厳しいと言えます。そこで、中長期的にはこれらの逆、「海外・非住宅・窓以外」をやろうと声がけをしています。今後やることが増えるのは間違いないので、今取り組んでいる効率化のモデルケースを形にして、それを柔軟にアップデートしながら広げていきたいと考えています。
佐藤氏:UPWARDを導入したことで、営業の活動内容の把握がしやすくなってきました。今後は活動量を増やしつつ、しっかり活動内容を分析して、できるところはアウトソースをするなど、営業が本来やるべき活動に注力できる環境を作ることで会社を盛り上げていければと考えています。
